2022年6月12日日曜日

バイオガス発電

みなさま、こんにちは!! 開発部の宇田川です。 先日、三郷市にある中川水循環センターで行われた「汚泥消化・バイオガス発電システムの一般見学会」に行ってきました。 下水の汚泥を微生物で分解して減量し、発生するバイオガスを汚泥の焼却に利用。バイオガスは民間の共同企業体が運営する発電機の運転にも活用され、生み出された電気は電力事業者に売却される仕組みで、流域下水道に設置した施設としては全国最大規模だそうです。 運用開始から5カ月間で一般家庭1130世帯分に相当する約500万キロワットの電力を供給するなど順調に稼働しているそうです。 たまにニュースなどでよく聞くようになった、バイオマスとは、バイオ(bio / 生物資源)とマス(mass / 量)を掛け合わせた言葉であり、「再生可能な生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」を指しています。 バイオマス発電は「カーボンニュートラル」であるというメリットを持ちます。バイオマス燃料を燃やして発生するCO2は、もともと大気中に存在していたCO2を植物が吸収したものであるため、CO2の総量は増えません。日本政府は2050年までに温室効果ガスの排出量ゼロを目指すことを表明しているため、クリーンな発電方法であるバイオマス発電は解決に向けた一手として期待されています。 日本全国で、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロに向けた様々な取り組みを行っています。 様々な知識を吸収し、日高市で活用できるようなことがあれば、提案していきたいと思います。

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